宝石 アレキサンドライト
アレキサンドライトはクリソベリルと呼ばれる鉱物で、キャッツアイと同じ種類です。
名前の由来は、ウラル山脈のエメラルド鉱山で発見されたその日が、ロシアの皇帝アレキサンダーU世の誕生日だったからだと伝えられています。
アレキサンドライトの特性は、昼間の光ではブルーグリーンの輝きなのに、夜の明かりの下では赤く見えるという「変色効果」です。
これは光線の種類によって、アレキサンドライトが持っているグリーンとレッドが支配する色のバランスが変わってくるからです。
それは、クリソリベルに含まれる酸化クロムの影響を受けて起こる効果です。
この珍しい宝石は人工でも作られているそうですが、製造費が高く、一般市場にはほとんど出回ることがありません。
その人工アレキサンドライトは宇宙船の窓の材料などに使われているようです。
主にブラジル・スリランカ・インドなどで産出されます。
中でもブラジル産に上質の物が多く、透明度が高い上に、グリーン(ブルーが強い)とレッド(赤紫)の変色がはっきりと現れます。
スリランカ産のグリーンは黄色味が強く、赤への変色が弱いようです。
したがって、それらは価格の差になって現れます。
アレキサンドライトは希少価値が高く、とても高価な宝石です。
日本の宝石店では、ジェムケリーが主力商品として販売に力を入れています。
またアレキサンドライトという宝石の知名度を上げたのも、日本で初めてテレビコマーシャルをしたジェムケリーです。

